コンプレッサーモーター
現在、家電用電気製品に使用されているコンプレッサーやモーター類は、本体不要になった場合、廃棄・解体処理が行われますが、現行の一般的な方法では完全に素材ごとに分解するのは経済的負担が大きく、難しい状況にあります。
また、コンプレッサー処理装置の開発・運用に伴い資源の再利用率の向上を目指し、合わせて環境面に配慮しております。
※コンプレッサーモーター切断装置は、特許2005−11624にて出願済みです。
素材 | 用途 |
外装鉄 |
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銅線 |
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油 |
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用済みまたは、使用不可となった冷蔵庫、 エアコン室外機、または、室内機に使用 されるコンプレッサーモーターを解体 ・ 分別した外装鉄、鋳物及び珪素合板は、 構成された素材配分にもとづき、溶解し 型取り、再びコンプレッサーモーターの 部品を生産し、循環型システムの形成を 確立し、推進しています。
1)前処理(油抜き) | 2)切断 | 3)油抜き・分離解体 | 4)最終工程 |
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![]() コンプレッサー本体は回転しながら、プラズマにより切断される。 |
![]() カット終了後、再度油抜きを行い手作業によりステーターとローターに解体を行う。 |
![]() コンプレッサーモーターのステーター部分は、独自開発装置にて銅線を引き抜き、鉄と銅を完全に分離する。 |
5)分別 | 6)再生工場 | 7)溶解 | 8)部品として再生 |
![]() 解体されたコンプレッサーモーターを各素材ごとに分別し、協力会社に搬入する。 |
![]() 搬入された素材は、さらに種類ごとに細分別され生まれ変わりを待つ。 |
![]() 構成された素材配分にもとづき、溶解炉に投入される。 |
![]() 溶解された素材を様々な金型に流し、コンプレッサーモーターの部品として製品に生まれ変わる。 |
